「人類のためになるけど周りのためにならない人」の話

情報科学若手の会でのTwitterの会話を埋もれるともったいないので記事化。

nishio: 人生の先輩として今の発表についての @tetsutalow 先生の意見を聞きたいです! > 心ない人とは別れよう,というのは分からなくもないが私的には違うなぁ

tetsutalow: 心ない人と悪意がある人ってのはちょっと違うので 自分に悪意とか敵意とかある人はだめだけど心ない人は「しょうがない」 // で経験上,心ないというかどう考えても周りに大迷惑かけ続けてるんだけど本人は全く自覚してなくて,でも本人の能力はどう考えても高いという人が一定数いる // そういう「人類のためになるけど周りのためにならない人」ってのは,周りしか支えてあげられないので人類のためにサポートせなあかんと思うのよ・・・

nishio:
@tetsutalow 「研究能力は高いのに人を傷つけないように配慮する能力が乏しい人も世の中にはいる。そういう人とは縁を切らなくてもいいのではないか。」ということでしたら100%賛同します

よい話 RT @tetsutalow そういう「人類のためになるけど周りのためにならない人」ってのは,周りしか支えてあげられないので人類のためにサポートせなあかんと思うのよ・・・

人間、どうしても他人のことを「自分と同じ」と仮定してしまう傾向があるんだけど、実際には自分以外の人は「単語の意味」も「何を不快に思うか」も「何に価値を見いだすか」も100%一致することはないんだよなぁ。悪意のない「心ない行動」が存在しうる。