急性低音障害型感音難聴

原因不明(一説にストレスが原因とも)の耳の病気で、突発性難聴メニエール病との境目は明確ではない。死に直結する病でもないので研究が進んでおらず、原因やメカニズムがはっきりとはわかっていない。メニエールや急性低音障害型感音難聴は、

内リンパ水腫による三半規管と蝸牛の障害により、めまいと耳鳴りや難聴などの発作を繰り返す。内リンパ水腫は内リンパ液の産生と内リンパ嚢における内リンパ液の吸収の不均衡により生じると考えられている。

とのこと。内リンパ水腫が三半規管を圧迫するとめまい、蝸牛を圧迫すると難聴の症状が出る。

メニエールの症状にも「難聴(特に低音域が障害される)」と書いてあるように、急性低音障害型感音難聴とメニエールは低音域の聞こえが悪くなることが特徴。片耳だけの場合が多い。で、とりあえず僕の聴力検査の結果は右耳の低音部だけ10デシベルほど感度が落ちていた。難聴になっている自覚は全くなかったのだが。あと左耳が悪いと思ったのに右耳が悪かった。まあ自覚症状がなかったり逆だったりするケースはわりとあるらしい。

処方

トラベルミン毎食後1錠。http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1339100F1020_1_05/

効能又は効果/用法及び用量

下記の疾患又は状態に伴う悪心・嘔吐・めまい
動揺病、メニエール症候群

1. 興奮鎮静作用(迷路反応を鎮静する)
健康成人による実験的迷路刺激及び家兎を使った実験的迷路性平衡失調に対し、トラベルミンは著明な迷路反応鎮静作用を示した。また耳性眩暈(急性発作性眩暈)に使用し、有効性が認められている。1)

2. 興奮抑制作用(嘔吐中枢の興奮を抑える)

プリンペラン錠毎食後1錠。http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2399004F1200_1_02/

次の場合における消化器機能異常(悪心・嘔吐・食欲不振・腹部膨満感)

2. 制吐作用5)10)〜14)
メトクロプラミドは中枢性嘔吐、末梢性嘔吐のいずれに対しても制吐作用を示す。