ポモドーロの休み時間は5分固定ではない

なんか巷で「ポモドーロテクニックとは作業を30分ごとに刻んで25分の作業と5分の休憩を繰り返す物」みたいな間違った説明をちらほら耳にして、解説本「アジャイルな時間管理術 ポモドーロテクニック入門」をちゃんと読んだらそういう誤解は起きないんじゃないかなぁと思っていたのだが、ちょうどその件に関して翻訳者の渋川さんがブログに書いていたので引用する:

休憩時間はタイマーで強制してもいいのですが、慣れてきたら「おしっ!」という気持ちになるのを自分で待つ方が良いです。(時間の目安でタイマーを動かしているのは悪くないです)。多分、最初は3分でもスイッチが入ります。でも、1日も後半になって、ポモドーロ数が2桁を記録し始めてくると、徐々に休憩時間が延びてきます。「ちょっと近くのコンビニまで歩いて行ってみよう」とか、戦略的に大きめの休憩を入れてみたり、「今日は作業効率が悪くなってきたから明日にしよう」とか、休憩時間で自分の調子が分かってきます。

渋日記: ポモドーロテクニックでモニタリング力アップ