ヨウ素水道水日記

「水1キログラムあたり100ベクレル」を上回る210ベクレルの放射性ヨウ素が検出された

「都内の浄水場で乳児基準超す放射性ヨウ素」 News i - TBSの動画ニュースサイト

10,000ベクレルを経口摂取した時の実効線量は0.22ミリシーベルトになる。

原子力資料情報室(CNIC) - ヨウ素-131

5歳未満での被ばくに比較して、10~14歳での被ばくでは、その発生
確率は5分の1に低下する。また、20歳以上では、1Gy 以下の甲状腺
ばく後の甲状腺がんの発生確率は極めて低い

甲状腺等価線量とは、環境中に放出された放射性ヨウ素を、人が吸入 することにより、甲状腺に集積する放射性ヨウ素からの被ばく線量のことで あり、その呼吸率と放射性ヨウ素の吸入による線量係数(Sv/Bq)の年齢に よる違いから、この値は小児(1歳児)において、最も大きくなる。このた め、防護対策の指標として、小児に対する値を用いることとする。...我が国における安定ヨウ素剤予防服用に係る防護対策の「指標」として、性
別・年齢に関係なく全ての対象者に対し一律に、放射性ヨウ素による小児甲状 腺等価線量の予測線量100 mSv を提案する。

原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用の 考え方について原子力安全委員会

水1kgあたり210Bqで、10000Bqを経口摂取したときの実効線量は0.22mSvで、100mSvで安全側に倒して(一番敏感な1歳児のデータで)「安定ヨード剤を飲ませよう」という判断がくだされる。ということはえーと、水を21.6トン飲むと安定ヨード剤が必要なレベルになるのか。1日59リットルずつ頑張って飲めば1年で達成できる。あ、でも100mSvってのは呼吸で摂取する場合の指標なのかな?水として飲む場合の値はどこに書いてあるだろう。うーん。ベクレルをシーベルトに変換する実効線量の計算表に吸った場合と飲んだ場合とが乗っているから、飲んだか吸ったかの差はそこで吸収できるか。セカンドオピニオンによればこの計算は1.5倍ほど安全側に倒しているようだ。こちらの数値を使った場合は1日90リットルくらい飲む必要がある。

「20歳以上では、1Gy 以下の甲状腺被ばく後の甲状腺がんの発生確率は極めて低い」を使うとすると1000mSvだから「摂取量216トン以下では甲状腺がんの発生確率は極めて低い」ではになるな。この水を1日12リットルずつ50年間飲まないと「甲状腺がんの発生確率は極めて低い」になる。どう計算しても子供のいない人が水を買い占める根拠がでてこない。20歳超えたオジサンオバサンは子供に水を譲るべき。

あと将来子供を生む可能性がある女性に関してはどうなんだろう、と気になったけど半減期が8日ってことは1年で百兆分の3に減るってことだから、まあ気にすることないか。