GTD日記2

GTD本(はじめてのGTD ストレスフリーの整理術GTD実践編)を読みながら自分のタスク管理をリファインしていく。

今まではhowmを使って、~/todo.howmと~/ituka.howmで管理していた、というと聞こえはいいが「TODOに思いついたことを何でも突っ込んで、いっぱいになってくるとエイヤでitukaに移動して、レビューは極稀に」という状態だから「管理してないじゃん」って感じだった。2009-03-07からずっと使っているらしい。

「気になっていることを全部書きだす」だけではストレスから解放はされない。定期的なレビューが必須だ。「ここに書いたものは毎週読みなおす、だから今週やらないことはここに書けば忘れてもよい」とセットになって初めてストレスフリーになるんだ。

todo.howmとituka.howmを片付けて他に散らかってるファイルがないか探していたら、なんと~/pomodoro/activity.howmもあった。ポモドーロテクニックを使い始めたときに作ったと思われる。全部INBOXに突っ込んだ。そしてINBOXの中身を、いらないものは捨て、今週やるものはACTIVITYに移し、残りはフォーマットを整えてITUKAにいれる。ひたすら片付ける。それでも最終的にITUKAが344行になった。

古いituka.howmにこんなのが書いてあったんだけど、自分このタスクちゃんとやったんだろうか…

- □ 定額給付金
-- □←通帳と免許のコピー


新しいファイル構造:

- ~/howm
-- inbox.howm # 思いついたものはとりあえずここに入れる、なるはやで空にする
-- todo.howm # 今日のTODO、1日でできない量を書いてはいけない
-- activity.howm # 今週のTODO、1画面を越えてはいけない
-- ituka.howm # いつかやりたいこと
-- waiting.howm # ボールが他人にあるタスク

前回、垂直思考にかんしてはまだしっかり理解できてないなーと言っていたわけだが、はじめてのGTDを何気なく開いたらP78で、まさにこの内容だったのでまとめてみよう。

タスクの80%くらいはちょっと考えるだけで「何をすればいいか」がすぐに分かるシンプルなもの。だけど残りは頭の中だけで整理できず、書きながら考える必要がある。それをやる目的、望む結果は何かを明確にし、それを達成するには何をする必要があるか、何が懸念かを考えていく。思いついたことを全部書きだす。そしてその上でそれを整理し、次にやるものを1つ選ぶ。やる気が出ないときはこの「プランニング」をやりなおしてみる。実はいつの間にかそれをやる目的に魅力を感じなくなっていないか?当初の望む結果がすでに達成されたり達成不可能になったりして残りのタスクが無意味になっていないか?目的→得られる結果のイメージ→どうやってやるか→整理して何が本当に重要か検討

タスクよりも上の単位についてはP231から「一つ上の視点が重要」として解説されている。プロジェクト思考が有効活用されていない最大の理由は「アイデアを集めて管理する場所がない」ということ。アイデアは必ずしもTODOじゃないから、タスク管理のシステムでは入る所がない。ついついTODOに実行不能なメモを書いてしまったり無意識のうちに考えるのを避けてしまったりする。で、それはどこに保管するんだ?

と、いま本を取り落としてしまって、拾って開いた所がP175だったんだが、そこに「プロジェクトに関してひらめいたアイデアを保管する」って節があった。まあ偶然だとは思うが、もしかするとフォトリーディングの効果かもな〜を思うのも一興だな。それはさておき保存方法…紙とかデータベースとかいろいろ紹介されているけど、著者はバインダーにルーズリーフで管理しているらしい。最初のページにプロジェクトのリスト、その後ろにプロジェクトの参考情報を綴じているとのこと。ふむふむ。

~/howm/projects.howm をプロジェクトの一覧にしよう。ここにはごちゃごちゃ書いてはいけない。で、~/howm/ref/以下にリファレンスを置くことにしよう。いろいろな置き場所があるから混乱するんだ。たとえばリポジトリのルートに置いてあったり、howmでキーワード検索するとヒットするようになっていたり、etc.. 1箇所にまとめる必要はないが、可能であればまとめたほうがいいし、まとめられないにしても1箇所からたどれば取りこぼしなくレビューできるようにしなければならない。projects.howmが実行中のプロジェクトのエントリーポイントであって、リンクをたどっていけば必要なものに辿りつけるようにしよう。