発表会でFacebookのイベントページを使うことのメリットとデメリット
複数人が発表をするタイプのイベント(勉強会とかカンファレンス)で発表中に聞いている人がコミュニケーションをする場としてFacebookのパブリックイベントページ使うことのTwitterやIRCと比較した場合のメリットとデメリット
メリット
- IRCは自前でサーバを立てる必要がある。外部のfreenodeなどを使った場合、同一IPからの接続数制限に引っかかる可能性がある。Facebookにその心配はない。
- Twitterでの発言はTogetterなどで人力でまとめなければすぐに散逸する。Facebookなら自動でまとまる。IRCと違って記録用のIRCボットも必要ない。
- 発表者ごとに発言を分けるのをTogetterでやるのは労力がとても高い。Facebookで発表ごとにスレッドを作って返信で会話をすれば自動的に発表ごとに分かれたリストが作られる。後から読む人に優しい。複数の発表の話題が混ざらない。
- 発表者ごとのスレッドにパーマリンクがあるので発表後のTwitter・ブログ等での言及がやりやすい。発表者が発表後に読んで質問に答えたり議論をしたりするのもやりやすい。
- Twitter上で盛り上がるのに比べて、ハッシュタグのつけ忘れ・表記ゆれ、検索の取りこぼしなどの問題がなく、書き込んでいる人間でのコミュニケーションが密。
Facebookのデメリット
ノウハウ
- 最初何も書かれていない状況から盛り上げるには、Facebook上で実況中継をするとよい。
- 発表者と発表タイトルを最初にポストしておき、その発表に関するコメントはそのポストに対する返信の形で書くと良い。
- 時間に余裕のあるときに発表者全員分のタイトルと発表者をポストした方が良い。2番目以降はたくさんコメントがつくと折りたたまれるから一番上のポストが重要なのだが編集ができないので慌てて失敗すると厄介。一人の人がまとめて同じフォーマットで作った方がいい。
- 発表開始時に検索してスレッドをageるのは誰がやっても大丈夫。ageるの手伝って欲しい旨書いておくとよい。
- 一番上のポストの時刻表示をクリックすればそのスレッドだけを開いたページになる。パーマリンクもあるので話題を他人に紹介するのに適している。
TwitterとFacebookのいいところどり案
- 自分のFacebookのpublicグループへの書き込みを、そのスレッドのパーマリンクとセットで自分のTwitterアカウントで発言するFacebookアプリがあればよいのではないだろうか。それに近い機能のアプリは存在するが、それはグループへの書き込みではなくステータスの変更をつぶやくので今回の目的には使えない。今回の目的にあったアプリを作ることも技術的には難しくないのではないか。
- 何人かのユーザがそれを使えばTwitter上に「Facebook上での議論」が漏れ聞こえる。漏れ聞こえたものを聞いて興味を持った人がいれば、リンクをたどることでFacebook上での発言のまとめを見ることができる。