Re: コミュニティに入るか入らないかでエンジニアとしての幸福度がかわる

きしださんのエントリ、方向性としては賛成だけども、その「コミュニティに入ると幸せになる」という言葉の受け手はコミュニティ経験がないわけだから「コミュニティとは何であるか」がわからず「Xに入ると幸せになる」という言葉としてしか理解しかできないから、新興宗教の勧誘と区別が付かないのではないかと危惧している。

重要なのは「Xに入る」ということよりも、それによって得られる「利害関係がなく、興味関心が似ている友人」なんじゃないかな。利害関係がないってのは、同じ会社でもないし、取引先でもなく、競合他社でもない、という関係。家と会社だけを往復する生活をしていたら、人間関係が利害関係のある人ばっかりになってしまう。それは議論したいことを議論できなくする。また興味関心の似ている友人がいないことも、技術的な議論をできなくする。

目的は「友人を作る」で、手段が「コミュニティに入る」だ。僕は人がたくさんいるところが苦手なのでワイワイしているイベントにはあんまり参加しないのだけど、そういう人は別の「手段」としてブログやTwitterでもよいのではないかと思う。

ref. コミュニティに入るか入らないかでエンジニアとしての幸福度がかわる - きしだのはてな