東工大MOTを修了して技術経営修士(専門職)の学位を授与されました

よくある質問

Q: どういうことを学んだのですか?
A: ブログの記事1本では語りつくせないので時間割などをご覧ください。


Q: どんな感じですか?
A: 学部から進学した学生と社会人とが半々ぐらい(社会人のほうがちょっと多い)で混ざっていて、授業でグループワークしたりするので面白かったですよ。グループワークはいわばバックグラウンドがバラバラなメンバでのマネジメント実験なわけです。しかも半分くらい、各々違う業界から来た社会人なわけです。面白くならないはずがないですね。


Q: きっかけは?
A: 4年ほど前に「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本が発売されてドラッカーブームが起きたのを覚えているでしょうか。あの時、僕は本屋で小説版と、オリジナルのドラッカー著作集とを立ち読みして、後者のほうがおもしろかったのでそちらを買いました。
そうやって読み進めるうちに、たまたま以前読んで「その発想はなかった、面白いな」と思ってたブログ記事が、実はドラッカーの二番煎じの出がらしのような薄いお茶に過ぎないと気づきました。このシチュエーションは、プログラミングでたとえれば「たまたま話題になったブログ記事を読んで『そんな実装方法があったのか!』とか感心してるけど、そんなのオフィシャルのマニュアル読んでれば簡単に思いつくこと」って状態なわけえです。マニュアル読むべきですよね。分野が違っても「情報の源に近づいたほうがよい」という原則は同じだと考えました。ちなみに源はこれ:ドラッカー名著集8 ポスト資本主義社会

で「この分野をしっかり学びたい」と言っていたら、未踏のOBで時々話をしていた久池井淳氏に東工大MOTをおすすめされたのがきっかけでした。


Q: 転職するの?
A: その予定はありません。なんか転職に有利になるようにMBAMOTを取る人もいるらしいですね。僕は上記の「学びたい」モチベーションで入ったのでその発想はなかったです。あとMOTで学んだことでサイボウズがいかに良い会社かわかるようになったので、転職する気はむしろ下がってますね。会社以外にやりたいことができたとしても、会社を辞める以外にいろいろな選択肢があるわけですし(2つの会社に所属する、「複業」という働き方とか6年後に復職できる「育自分休暇制度」 サイボウズが目指す人材戦略とは? (1/4ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ))、そういう柔軟な働き方を率先して実験するところも今の会社のよい点ですね。


Q: やってよかった?
A: もちろん!