PCの代償

「PCがないと時間が経つのが遅いな」

この一言に尽きる。

あといろいろなものが過剰だった。まずおもちゃ過剰。大部分の人が「自分がPCがなくても退屈しないために十分な量」のおもちゃを持ち込んでいて、一人遊び用ではない場合当然他人の時間も消費するので、遊ぶ時間が足りない。大量のおもちゃを目の前にしつつ遊び尽くせなくて不完全燃焼。LaQと磁石は持ち込んだけど自分ではほとんど遊んでいない。カタン1回しかできなかった。ラベンスバーガーのcontactってパズルの完成形が気になる。誰かが買ってきたけど未開封のツイスターはそのまま闇に葬られました。

次に食料過剰。酒もつまみもおおすぎなのはさておき、宿のおばあちゃんが孫くらいの年の男の子がたくさん来たことにハッスルハッスルして明らかに過剰な量のご飯を…。しかも途中からどんどん人数が減ったのに、出る料理の量が減るのがワンテンポ遅い。10人で14人分とか食べられません。するめ干し芋を持ち込んだけど出す余地なし。

敷地面積過剰。これはよかった。3階の2部屋を睡眠部屋にして、2階の2部屋を食料中心の部屋とおもちゃ中心の部屋に。ご飯を食べるのがまた別の部屋なのでおもちゃやおやつを散らかしっぱなしでも問題がなくてハッピーな感じ。布団もたぶん3階に敷き詰められるだけ敷き詰めてひきっぱなしだったんだと思う。寝たい人は暗くしてちゃんと寝られるし、遊びたい人は気にせず遊べるいい環境だった。貸し切りならでは。

加速度過剰。富士急ハイランドはすごかった。マッドマウスとかが特にw 「ええじゃないか」は魂が出る。フジヤマは王道で普通にすごかった。誰かさんが解脱するし。ドドンパは乗らなかったんだけど今度乗る。内臓が体の外に出るらしい。

おばあちゃんの干渉過剰。食事中ずっといないでください>< おばあちゃんは仕事として旅館をやっているんじゃなくて、道楽としてやっているんだということがよくわかった。孫くらいの年の男の子が来てうれしかったんだろうな。孫は女の子が3人で長女は米国留学中、次女は22歳とか、東京のどこどこにマンションがあるとか、最終的に誰かさんは次女の手料理を食べさせられることに(断ってたけど)逆玉の輿おめでとう!趣味で旅館をやっている田舎のおばあちゃんだと思っていればほのぼのした感じ。ビジネスライクに考えると客に「ご飯のおひつを洗いたいから残っているご飯を食べて」とか「最近の若い人だからご飯よりパンの方がいいかと気を使ったのよ(朝ご飯が全て菓子パン)」とか「(博士課程の学生に向かって)博士のなりそこない」とか言っちゃダメだと思うな。まぁ、かなり笑わせてもらった。こういうおばあちゃんに耐性がある人ならおすすめです。

そんな感じでいろいろなものが過剰だった。全体としてかなり面白かったのでまた参加したい。

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ピタゴラ装置を作るって言うから地元の100円ショップでレンゲとかホットボンドとか買ったのに結局作らなかったので全部持ち帰る羽目に。