1000人スピーカカンファレンス第6回について

今回、カンファレンス後の「次回予告」がありませんでしたが、わざとです。

第4回に僕がスタックオーバーフローしてしまったのを覚えている方もいるかと思います。主催者がイライラしているカンファレンスなんて面白くないですよね。そういうわけで「一旦運営から外れて休みたい」という話をid:amachangにしたところ、amachangも休みたいとのことだったので第5回が終わったらしばらくお休みすることにしました。

これで終わりにしてしまうつもりはないのですが、僕とamachangの二人では1ヶ月に1回のペースを維持することができないようです。どうすれば続けていけるかを考える必要があります。そして、少なくとも「カンファレンスの最後に次回予告をする」というのをキープしていてはそれまでに人数や会場をFIXしないといけないわけなので「変えていくこと」が難しいのです。

カンファレンス後の三次会で今後の運営についての話になって、「とりあえず7月はcojiさんがやる」という話が出ました。しかし落ち着いて考えてみると「動画撮影をcojiさんがやりつつ、cojiさんがピザ代を集めて、cojiさんが司会進行をする」というのは難しいのではないかと思います。どんな人でも目と手は2つずつしかないですから。

フランチャイズ方式にしてはどうか」という案もありました。「カンファレンスをやるときにはどういうことを考えればいいか」というマニュアルが作られれば、日本中でもっとカンファレンスが開かれるようになるかも知れません。なのでとりあえずどういうタスクがあるのかを思いついただけ書きだしてみました:

ただ「いまの1000人スピーカカンファレンスのやり方に多少無理があるのではないか、変えていかなければ行けないのでは」と思っているので、現状をマニュアル化してもフランチャイズ化はうまくは行かないだろうと思っています。

変えなければ行けないかもな、と思うことの筆頭は「発表者の発表を途中で切らない」です。発表に不慣れだとどうしても時間通りに終わらせるのは難しい物です。せっかく勇気を出して初めての発表をしに来ているのに、時間切れで尻切れトンボになってしまうのはかわいそう、というわけで他の多くのライトニングトークと違って時間を計っていません。でも、それがタイムテーブルの管理を難しくしている最大の要因です。ピザの注文時間を遅れ具合を見て決めないと行けないのも、休み時間やセッションがきっちりスケジューリングできないのも発表の時間がかっちり決まっていないからです。やはり10分なら10分で時間切れ宣告をするべきかも知れません。

募集の方法もそうです。今回「話す人を先に募集」に切り換えたのは正解だったと思います。募集をLingrでやっている今の形式がわかりにくいという意見もありますが、Wikiに直接書いてもらう形式はそれはそれでわかりにくいです。アカウントを作成してもらってまでメールアドレスを収集する必要があるのか(今までの5回で一度もメールを出したことがない)とか、先着順自体をやめてしまってはどうか、とか。色々な案があります。参加する人数自体をもっと減らすというのも一つの手です。そうすれば時間や会場の制約が減って色々と楽になります。

などなど、色々と思うところはあるわけです。一つ確実に言えることは「ジャンプをするためにはしゃがまないといけない」ということです。1ヶ月1回ペースで走っていてはジャンプのためにしゃがむことができません。いまはしゃがむときなのです。