「サイボウズ2年目研修」に行ってきました
サイボウズ本社の同期と一緒に1泊2日で研修合宿に行ってきました。TJKの保養所(金谷城?)で、山奥かと思いこんでいたら海の見えるきれいなところでした。「事実と解釈は違う」とか「失敗は悪ではない。失敗しない最も簡単な方法は達成できて当たり前の目標を立てること。重要なのはどれだけ成長できるかであって、失敗しないことではない。」とかそんな感じのレクチャーを受けたり、グループワークをしたりしました。あと社長を取り囲んで質問攻めにしたり深夜まで飲んだり、逆にみんなの前で会社に現在ある問題点やビジョン、自分が1年後までに達成したい目標を発表したり。
当初の予想以上に面白かったです。
企業ってものは意志決定を迅速にするために縦方向のツリーがあるわけですけど、こうやって定期的に同期が交流することで横方向のつながりを強化するんだなぁ、と思いました。縦糸と横糸。サイボウズはそもそも自社製品の開発なので「営業がむちゃな納期の仕事を取ってきやがった!」なんていう営業vs開発の悶着とはそもそも無縁だと思うんですけどね。それでもこうやって横方向の風穴を開けることで風通しのいい組織を作ることは重要なんだろうなぁとか思っています。
あと、社長のビジョンを共有するのも重要な要素の一つかと思いました。直接顔を見てコミュニケーションできる場があるのはいいことです。しかも、天下り的にビジョンを押しつけるだけでもない。問題点とか疑問点とかをするセッションを行うことで、現場の問題意識を共有する。みんなの発表を聞いていて「やっぱり同じ時に入社した同期でも、違う部署に配属されて違うものを見聞きしているから、違う問題意識を持つようになるんだな、それをこういう場で発表しあうことで共有するんだなぁ」てな感じのことを思いました。
最後の最後に1年後までの目標を立てたのだけども「クリアできて当たり前の目標を立てても成長できない」というわけでかなり厳しい定量的な目標を立ててしまった。がんばらないと…。