パラノイア 設計考

えーと。雰囲気を楽しむ多人数ゲームを一人でプレイしているあたりが大分問題だとは思うけど、とりあえず「カウンタースペルは強すぎる」だよね。特に「いつでも発動できる」ってカードが、自分が殺された直後に使って殺された行動をキャンセルしたりとかできて強すぎると思うんだけど。医療ボットのカードが1枚手札にあるだけで1回殺されても復活できるわけで。他のカウンターも同様。まあ、みんなが適切なタイミングでカウンターを打ち合えばカウンターのカウンターとかになって、、、最終的に複雑なジャンケンになるんじゃないか。まあ、フレーバーを楽しむゲームってそんなもんか…。

リーダーが有利なのでリーダーに不利な要素があるかなーと思ったら全然ない。リーダーは常に先手だし。そしてリーダーが昇進していくと持てるカードも増えるので殺しにくくなる。せめてプレイが「リーダーの次の人からスタートでリーダーが最後」とかなら。

あとゲームの勝者決定条件を勘違いしていたんだけど、一番階級の高い人が勝利なのでゲームの半ばで大きな差がついている時点ですでに追いつけなくなっている。カードを見せ合うことや交換することは禁止されているけど、口で情報を伝え合うのはいいと明記されているので、トップ以外はもっと結託して情報をやり取りしてトップを引きずり下ろすべきだったな。


あと、やっぱりこれはパラノイアの世界観を楽しむゲームだと思うんだ。なので「ゴムぞうきんボットで攻撃!」「賄賂でカウンター!」とか言っちゃダメなんだ。A「ゴムぞうきんボット、Bは反逆的に汚れていると思わないかね。彼を清掃してはどうだろう。」B「いや、Aよ、ボットはそうは思わないみたいだぞ。君のために働くのは嫌だそうだ。」というロールプレイをカードを差し出しながらやるのがいいのだろうか?