脳波日記
ここしばらくの電子工作日記と脳波日記を読み返すと、徐々に成長しているのがわかって面白い。前回の: http://d.hatena.ne.jp/nishiohirokazu/20090810/1249875992
結局、計測用アンプ(インスツルメンテーションアンプ)とかもろもろのアンプは類似品で代用したりせずに素直にDigi-keyで買うことにした。今日は抵抗やコンデンサを色々買った。
- コンデンサ売り場に行くとpFって単位とμFって単位しか見かけないのでそれが隣接しているような気がしてしまうが、1000pF = 1nF = 0.001μF、そしてμはアスキーじゃないのでしばしばuFと書かれる。回路図でパスコン(VccとGNDの間に挟むコンデンサ)に100nFと指定されていて、日本ではあんまり見かけないサイズだけど向こうではそれがメジャーなのかなーとか思っていたがこれ0.1uFね。すでに10個セットで2つ買っていた。
- 秋月は混んでいるので苦手だが、三端子レギュレータを買いに行ったらあっさり見つかった。電源用トランジスタはあの辺だなーと。ちんぷんかんぷんなりに何度も眺めているとどこに何があるのか徐々にわかってきているようだ。
- 電解コンデンサの相場がわからなくて、目につくところにあった100円の47uFより少しわきにあった50円の47uFの方が安い!と得をしたつもりで買ったが10円で売っているのを後で知って凹んだ。
- 電解コンデンサ10円、セラミックコンデンサ20円、抵抗5円って感じですか
- 足りないもの: アンプ、フォトカプラ
- PCと通信する部分がPCから激しくノイズを拾ってしまうので、フォトカプラで隔離する必要がある。OpenEEGの回路図では激しくノイズを拾う部分(シリアル通信部)とアンプとで同じ電源で動くことになっているので、間にDC-DCコンバータを挟んで隔離した上でコイルとコンデンサを挟んでコンバータの作るノイズを捨てている。しかし電池で駆動することが推奨と書いてあるので、そもそもフォトカプラよりセンサー側の回路は全部電池で駆動することにすればいいんじゃないのか。
- そもそもシリアルがないのでUSBにしたいし。
- 電池駆動(センサ→アンプ→フォトカプラ)→USB駆動(ケーブル→AVR→USB-Serial→PC)
- 「AVR→USB-Serial」の部分はArduinoで置き換え可能です!のはずなのでそのほうがみんな幸せになれそうだと思うんだ。
- 残念ながらアナログ信号をフォトカプラに通すと激しく歪むらしいので(歪んでも倍音成分が載るくらいだから脳波に関してはあんまり実害がない気がするけど)すなおにAVRとUSB-Serialの間にフォトカプラを挟むことにしました。
- 電池駆動部はヘッドセット側に搭載する
- 積層セラミックコンデンサ(例の青い小さいやつ)をたくさん買ったのでどれがどれか識別する方法を学ぶ必要がある。10: 10pF, 100: 100pF, abc: (ab * 10^c)pF 簡単
- 抵抗の読み方は覚えたが220Kが赤赤橙なのを見て少し不安になった。22 * 10^4だから合ってるんだが、2.2だったかな?と不安になった。2.2のを見ると赤赤金になっていて金が-1乗、銀が-2乗。
たりないものはアンプとフォトカプラ、のはず。抵抗とコンデンサが十分な量あるはずなのでとりあえずブレッドボードで組み立ててみる。ブレッドボードでそれなりに動作チェックをしてからハンダ付け。
- 抵抗
- 2.2K 100個入り 100
- 470 100個入り 100
- 7.5K 100個入り 100
- 1M 100個入り 100
- その他 @5 x6 30
- コンデンサ
- インダクタ 22uH @25 x2 50
- 三端子レギュレータ L7805C 4個入り 100
「ブレッドボードもう一つ買えばよかったな。」そして増えて行く「作りかけ回路の刺さったブレッドボード」