Python Workshopでしゃべってきました

IIJの会場が広くてびっくり。あの人数で電源もWifiも使えるのはかなり素晴らしい。

帰ってきたPython Workshop 2010/12

眠いので続きはあとで。

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パネルセッションについて

@takahashim 言いそびれましたが、とりあえず他の言語も試してみると、普段使ってる言語の長所短所が分かっていいですよ

あっ、僕も言いそびれた!


あと「Pythonのいいところを言えと?そんなナルシストなこと出来ないですよ、、でも、あえて言うなら…インデントですかね」は、先に喋った人がインデントをほめているのを踏まえての天丼ネタです。インデントをほめる予定はなかった、というか、順番が区切られてると思ってなかったので誰かがPythonをほめるたびに僕がPythonをDISってれば、みんなが必死にPythonをほめて僕が論破されて「結論:Pythonはすばらしい」になると思ってた(ぇ

「人は見かけが9割」という話題について、この本自体は読んでないのでどういう文脈で使われている言葉なのか知らない。でも重要なのは、インデントによるブロックも明示的なselfも正規表現リテラルの有無も見かけに過ぎないってこと。後者はプリプロセッサかませるだけで実現できそうだし、LTでid:moriyoshiがハックしていたようにインデントによるブロックをやめることもできる。

「他の言語も試してみるといいよ」はパネラー全員が賛成すると思う。しかし「いろんな人と話してみるといいよ」と言いながらいろんな人と話してても、その人の肩書とか外見とかばっかり見てたんじゃあダメだと思うんだよね。

文法みたいな化粧に惑わされないで、処理系を大幅に書き換えないと実現できないような「言語のコアの特徴」に注目すべき。PythonにはグローバルインタプリタロックがあるからJavaほど並列処理が得意ではない。PythonはGuidoがよいと思った静的スコープしか選択肢がないのでPerlみたいに動的スコープとかと切り替えて使えない(ので動的スコープのメリットとかよくわからなかったんだけど、マルチスレッドの時に特定スレッドだけで変数の有効範囲を時間軸方向に区切ることができるのはたしかに便利そうだ)。

外見で印象が決まってしまうのは仕方のないことなのかも知れないが、やっぱりもっと内面に注目するべきだと思うんだよなぁ〜。