ジャクソン・ポロック展を見てきた

いやー「インクをぶちまけた人」という印象だったけど、食わず嫌いはよくないですな。

直後のツイート:

ポロック展は面白かった。インクたらしてるだけだと思ってたけど意外と近い位置からコントロールしてたらしていたり後から修正したりしてた。あと水墨画風のやつが割と気に入った。

あれから1日経って、もっと重要なことに気がついた。あそこには一人の人の人生があったんだなぁ。パッとしなかった若い時代。試行錯誤や他の人(ミロとか)の模倣。先に成功した人(ピカソとか)への嫉妬。オリジナル手法の発見、世間の注目と成功。そして、その手法への退屈と新しい手法の挑戦。その挑戦を手を返したように嘲笑する世間。苦悩と酒と死。

世間の評価なんて自分の努力とも作品の質とも無関係なんだから、世間の評判なんか気にしないで自分の作りたいものを作ればよかったのに。他人ごとだから、そんなことを言えるけども、自分が仮に同じ立場だった時に本当にそう思えるのか?