浜村渚の計算ノート

妻が「面白そうだから」と買ってきた「浜村渚の計算ノート」を読んだ。これはかなり面白かった。特にlog100の章の結末が秀逸。

国の政策で理数系の授業がごっそり削られてしまった世界で、数学者が数学教育の復活を求めるあまりテロ行為に訴えはじめた。そこで天才的な中学2年生数学ガールの浜村渚ちゃんが大活躍をする、という話。

余談だが、最初 log100 が何を意味しているのかピンとこなかった。職業柄1000よりも1024の方が切りの良い数だからなのか、対数の底として思いつく数は「e?それとも2?………あ、そうか、10ってのもありか」ぐらい理解にタイムラグがあった(笑)

あ、そうそう、Twitterで「9÷0=0じゃダメなのか?」みたいな話が流れてたけど、そういう人は渚に「0で割っちゃダメですぅ!!」と言われればいいと思います。