LinCity

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downloadページから、Windows用のバイナリやソースコードが入手できる。

ゲームの内容は簡単に言えばシムシティ。プラスAge Of Empire、マイナス戦争、という感じ。資源の概念と、科学レベルが上がると新しい建物が造れるようになるがあるあたりがAoE。怪獣とか地震とかはない。火災はあるが消防署がカバーしていれば起きないか起きてもほとんど広がらない。

ただ、おもしろい所は資源が一方通行ではないところ。「金属が足りないぞ」「じゃぁ鉱脈に採掘場を作るか」という単純なものだけではない。たとえば金属を得る一番簡単な方法は採掘場(ore mine)を作ることで、これはどこにでも設置できる。だけど、一定量の金属を採取し終わるとこれ池にかわってしまうんだな。4x4の16マスの水ブロックにかわる。ちなみに水ブロックの埋め立てには1million(約1億)というシャレになってない金額が掛かる。あと、仮にその金額を払って埋め立ててもそこにはもう採掘所を作ることができない。つまり、採掘によって金属を得るアプローチは持続可能ではない。

じゃあどうするかというと、輸入するかリサイクルで作り出すことになるんだけど、これはある程度科学技術が発展しないと作れない。あと輸入するにしても何らかの方法で利益を上げないと行けないよね。たとえば簡単な方法だと、食料として必要な量以上に大規模な農場を作り、できた食料(food)を輸出してそのお金で輸入するとか。

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はまった所その1。右下の情報ボックスのタブが黄色や赤に点灯して緊急事態を知らせてくれているのを「なんだろうなぁ」とかスルーして大変なことになった。まず赤、これは食料が枯渇してどこかで人が餓死していることを意味している。MapのShow Nourishmentを選んでどこで飢餓が起きているのかをチェック。あとブルドーザ以外を選択しているときには近くの道路や市場をクリックすればその道路や市場にどれくらいの資源(食料や金属)が蓄えられているかがわかる。これが0%になってしまったのが飢餓の原因。離れたところで食料を大量生産していても道がつながっていなければ届かない。

まぁこれはすぐ理解したのだけど次のがわかりにくい。黄色は失業者がでたことを意味する。これは近くの市場のJobが100%になったのが原因。逆だと思うよね。このゲームではJobが労働力を意味しているみたいで「市場にJobが100%ある」=「もうそれ以上のJobを住居から受け入れることができない」=「あふれた人が失業」という意味になる。失業は飢餓ほどには即座にわかりやすい変化が起きないので放置しがちだがこれもかなりの緊急事態。まず、人がいる(食料を消費する)にも関わらず働かないので税金が入らない。失業者がいると支出として計上される(失業保険か!)。人口のうちのホームレスの割合が増えていく(失業即ホームレスというわけではないみたい)。ホームレスが増えすぎると勝手な場所にテントを作って住み始め、このテントの撤去には莫大なお金がかかる。

最初にプレイしたときは人口と食料しか見てなくて「食料に余裕があったら家を造る、食料が足りなくなったら農場を作る」ってのを繰り返していたのだけど、ふと気がついたら巨大なテントの集落ができていて国民の60パーセントがホームレスだった。

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ちなみに、最初から選択肢が多くていろいろ選べる方がいい人はgood_times、中くらいがいい人はstart with random village、何もなしがいい人はBeachで始めるといい。チュートリアルのおすすめは中くらいのやつ。good_timesは科学技術が60%まで進んだ状態でお金も建物もいっぱい建っている状態から始まる。Beachは何もないかわりに他のにあるような邪魔な川がない。random villageは川のあるマップで、ちょびっと建物が建っている状態から始まる。

ちょっとBeachはまだプレイしていなかったので、今から一時間でどれくらいまで行くものか試してみる。

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スクリーンショットを取ったけど貼るのが面倒&縮小したからあんまりきれいじゃない。いまさっきロケットを製造できるようになった。

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はまったところその2。大学が作れるようになって、一生懸命産業を興して大学をツクッ手を繰り返しているのに科学力が50%から60%の間くらいをうろうろするだけ。ヘルプを見ていたら「大学1個あたり5個の学校が生徒を供給するために必要です」って書いてあった。ヘルプをちゃんと最後までよく読もうという結論。大学の詳細情報画面でcapacityって書いてある値はこれのことだったんだな。大学が学校より効率がいいって書いてあるのはよんで大学ばっかり作っていたんだが、大学だけ作っても生徒を供給する学校が足りないので意味がないという罠。そりゃ技術力増えなくて当たり前だよなぁ。

それを理解したらあっさり技術力100%まで行った。とりあえずロケットを5発打ち上げると有人飛行ができるようになり、有人飛行1回あたり1000人を他の星に輸送できる。全員輸送したらクリア。人口は9000人くらい。

む。ロケットの生産に継続して費用がかかるのか。失敗したな。3億円の赤字だ。

ダメだ、鉱石を掘って輸出しても赤字だ。財政破綻

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がっかりして寝るか、もう一回やるか悩みどころだ(ぉ

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このあとgood timesで70分くらいでロケットを作りました。

そしてはやる気持ちを抑えきれずその時点での技術力(これが打ち上げの成功率になる)を確認もせずに発射ボタンを押して爆発四散、周りが火の海(ぉ

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まぁ、15分くらい何をやっても進展がなかったらまずはドキュメントを再確認しましょうということか。
次はもっとうまくできる気がする。でも今日はしない。