ファウンデーション

ファウンデーション ―銀河帝国興亡史を読んだ。これは面白い!たしかにSFといえばSFだけども、これは「あり得る架空の科学技術を書く」とか「あり得る架空の生物の様子を書く」という視点での「サイエンスフィクション」とはかなり毛色が違う。どちらかと言うと「あり得る架空の歴史の流れを書く」って意味で「ヒストリカルフィクション」じゃないだろうか。

学生のときは歴史がそれほど好きではなかったけど、それは各論の暗記がほとんどだったからじゃないだろうか。シヴィライゼーションで遊んでから架空の歴史や国家間の相互作用っていう見方で歴史を面白く感じるようになった。アシモフは科学だけじゃなくてこういうメタ歴史学にも詳しいんだなー。