彼女との会話

Python: ねえ、どうして私を選んだの?
俺: え?
Py: 他にもいろんな子がいるのに。
俺: 選んだっていうか、バイト先でたまたま君と知り合って、で君はいろんなことが出来るし扱いやすいからずっとつきあってるだけだよ。
Py: ふぅん、そうなんだ・・・(悲しげな目)
俺: どうしたの急に
Py: 実はね、ブログ見たんだ。
俺: それで?
Py: AS3って子の話が色々書いてあったけど
俺: あー。
Py: 私じゃダメなの?
俺: え、だって君って見栄えが悪いし、外交的じゃないからあんまり見せびらかしにくいんだよね。
Py: あと最近はCUDAって子にご執心みたいだけど?
俺: そうそう、そうなんだよ。お金はかかるしいろいろ気を使うことが多くて大変だけども、うまくいったらまた格別だからね。男心がくすぐられるわけよ。じゃじゃ馬馴らしは男のロマン
Py: 私だって頑張れば、、
俺: は?何寝ぼけたこといってるの?君の身分でCやCUDAとためを張れるとか本気で思ってるわけ?
Py: うう、じゃあ私なんてもういらないんじゃないの?
俺: そんなことあるもんかハニー。君のシェルは片時も手放したことがないよ。ほら、C++の高速化率を計算したときも君のシェルを使ったじゃないか。
Py: ・・・

ひどい男だな、俺w

脚注:

いろんな子がいる: 言語が色々ある
君はいろんなことが出来る: ライブラリが豊富
見栄えが悪い: (AS3と比べて)グラフィックが苦手
外交的じゃない: ブラウザで動かない
お金はかかるし: 機材を買わなければ使えない
いろいろ気を使うことが多くて: ハードウェア上のプロセッサの個数とかを意識する必要があったりとか
うまくいったらまた格別: Cよりさらに何倍も速い(ものによっては100倍以上!)
君の身分で: インタプリタ言語という出自
君のシェルは片時も手放したことがないよ: 実話。僕のMacBookでは常時Pythonが起動している。主に電卓代わりに使われている気がする。

これに触発されて書いた:
http://builder.japan.zdnet.com/member/u516876/blog/2008/12/24/entry_27018922/?ref=rss
http://twitter.com/tokoroten/status/1077408401