常軌を逸している

頭のよしあしに帰着させるのがそもそも間違いなんじゃないの。世の中には「多数派と同じレールの上を歩く人」と「多数派の歩くレールと無関係に歩く人」の2パターンがある。本人が意識してその行動パターンを選んでいる場合もあるし、無意識のうちに選んでいる場合もある。


いま具体例を思い出した。たとえばチーズフォンデュの鍋のそばに刺身のマグロが置いてあったら僕はもちろんマグロをフォンデュに入れる。「普通はマグロをフォンデュに入れない」という知識はもちろんあるけども、それは関係ない。「なんでマグロをフォンデュに入れたの?」と聞かれても答えられない。そこにあったからだけど何か?


で、こういう行動パターンを一言で表現するには「常軌を逸している」でいいんじゃないのか。「通常のレールから外れている」わけなのだから。