レバレッジメモ「だから片付かない。なのに時間がない。」(draft)

机の上の醜態があなたの人生そのものだ

だらしない人のほとんどは「きちんとすること」に無意識に嫌悪感を抱いているだけ。
テキパキとこなそうとすると「堅苦しくて神経質な人間になるのでは」「創造性や自分らしさが失われるのでは」、信念とは裏腹に、だらしなさをなくすことで創造性は高まった。
「片付けなさい」という親に対する無意識の反発。「片付け」と「苦痛」のカップリング。

混乱を引き起こしている原因は自分なのだから、変えられるのも自分だけ。

どんな自分になりたいか。具体的に思い描くほど実現は近い。
ものがなかなか捨てられないのは自分との一体感があるから。
ものを捨てられない人は予定も捨てられない。その「やるべきこと」は本当にやるべきことか?
決断の先送りは未来にゴミを捨てるようなもの。
置く場所の決まっていないものを買うな。
集中力が加わればだらしなさは才能になる。
一度にいくつもできない。優先順位を決めて一つに集中する。
TODOは思いついたらすぐリストに記録する。やる気が出ることがリストの絶対条件。小作業に分割するのがコツ。
「今日の最優先事項」を3つ選ぶとスタートダッシュができる。
制限時間を決めてタイマーをセットしよう。
時間がないのではない。大事なことを最優先する勇気がないだけ。

実現しなかった大きな一歩よりも実際に踏み出した小さな一歩。
「すべてを変えよう」なんて無理。最初に手を付けるところを一つ決めるだけでいい。

目的を明確にすると、実現できそうな気になれる。命令ではなく自分の意志で動ける。どこまで達成したかわかる。
「どうあるべき」で目標を決めると義務感でしんどい。「どうだったらうれしいな」で決めるべき。
手に入れたいものが明確でない場合は、何が嫌なものかを考えて、それをなくすことを目指せばいい。

「分岐効果」とは:ある場所を片付け始めると他の場所が気になること。まずは最初に決めた場所に専念し、完了させて達成感を味わおう。一度に全部はできない。
21日連続してできればその行動は習慣になる。
「できない」ことばかり注目して悲観的にならない。できていることもいっぱいあるはず。
「Conquering Chaos at Work」によれば、ディズニーCEOは勤務時間の75%をメンテナンス作業に当てている。一見退屈なメンテナンスだが、メンテナンス抜きにしてクリエイティブな作業はできない。
1: 見るとエネルギーがわいて来るか? 2: 誰がなんと言おうと好きか? 3: 役に立ち、実際に使っているか? すべてでNOならいらないものだ。

タスクは完全に完了させて後で思い出さなくてもいい状態にまでする。もしくは頭で覚えてなくてもいいようにTODOリストに入れる。

実際にかかる時間より短く見積もってしまうことが、中途半端なタスクが残ってしまうことの大きな原因。思い込みではなく、実測に基づくべき。
「この作業には丸一日かかるから時間のあるときに」なんて言っても丸一日あいていることなんてないのでいつまでたっても着手できない。
新しいことをするときには見積もりの倍かかる可能性を考える。2日でできると思ったら4日。

タスクとタスクの間には10分の「移行時間」が必要。すぐには頭が切り替えられない。

だらしない人には好奇心が強く気が散りやすいという傾向がある。

リストに載せるのはその日に実行するタスクに限定する。全部載せると圧倒されるし、やるべきことが見えにくい。
思いつく限りのタスクをリストに記入して、見るたびに気を滅入らせる、という逆効果。たくさん書いたメインのリストがあってもいいが、その日のタスクだけのリストも必要。
タスクリストの言葉を節約しない。単語を節約することで浮く時間よりも、あとでそれを見たときに思い出せなかったりピンと来なくて腰が重くなることで失う時間の方が多い。
自分の人生を変えようと決心して、すぐにそれを実現できる人はまれだ。何度も失敗して、何度も挑んだ人だけが成功する。
習慣はギリシャ語で「エートス」といい、これは同時に「性格」も意味する。


買ったのに読まずに放置していた本、読まないなら捨てるべきなのだが、買ったのに読んでないのでは捨てるのも気が引けるので「目的の明確化」で「読む価値があるかどうか」を確かめる目的で7分で軽く読んだ。そして読む価値があると判断したので「レバレッジメモを作って原本を捨てる」という目的で足湯をしながら25分ほどで赤線を引いたりした。で、「レバレッジメモのドラフトを作る」という目的でいま46分で上の文章を書いた。明日もう一度読んでレバレッジメモを完成させて原本を廃棄する。