上野ナウ

想像以上にたくさんあった。200くらい。

マックス・エルンスト - Wikipediaデカルコマニー - Wikipediaで作られた「風景」というのがあって、なるほどなぁこういう作り方もあるのかーと面白かった。ジャクソン・ポロック - Wikipediaのドリッピングで作られた作品もあったが。そんなことよりイヴ・クライン - Wikipediaの人体測定ANT66ってのがあって、巨大なキャンバスに人間を置いてスプレー塗料でステンシルみたいにしたやつ。いまWikipediaを見たらその塗料自体を自分で開発して特許を取ってあるのな。

ルーチョ・フォンタナ - Wikipediaの「空間概念」はピンク色の厚塗りした塗料に穴があいていた。

あと東郷青児 - Wikipediaっていうとあの独特な目の女性の絵を連想するけど(わからない人はGoogleイメージ検索でもしてね)、展示されていた「彼女のすべて」って作品は全く印象が違ってて、それを紹介するのに画像がないかなと検索していたらまさに同じことを画像付きで言及しているエントリーがあった: 日本の美術館名品展|アートテラー・とに〜の【ここにしかない美術室】。それを知った上で他の作品を見ると、背景とかで具体的な物の形ではない謎な絵を描いている例がいくつかあるねぇ。これとか: 「赤いスカーフの女」 東郷青児 - Atelier de Paris

あと立体物としては堀内正和の「D氏の骨抜きサイコロ」が面白かったんだけど、写真ピックアップコレクション 彫刻:神奈川県立近代美術館で見ても面白くないな。サイコロの目が実は中でつながっていたと仮定して、その「骨」を取り出してみたという金属製の作品。


他にも書道とかバードカービングの展示が別途あったようだけど、疲れたしいいや。東京都美術館は意外と広くて充実している。


この球体を目にした子供のはしゃぎっぷりが面白い。


は、のんびりしてたがハシゴの予定を思い出した。


同じく上野公園内でこれをやっているんだ:

ミクストメディアってのは特定の手法じゃなくて、既存の手法ではない色々やっているものの総称か。鹿が透明な球で覆われている作品もミクストメディアだった。んー。例えば僕の数学的パターンをフォトアクリル加工した物は「技法: フォトアクリル」だけどもちろんアクリルなんだから切断したり加熱して曲げたりできるわけなので、切ったり曲げたり接着したり、ついでに穴をあけたり鎖を通したり、ってすると「ミクストメディア」になるのかな。

気持ち悪い系の絵と自分のペースで見ることのできない映像作品はあんまり好きになれないということを自覚した。