mattix

ランダムに初期化された局面で囲碁将棋の用に読むゲーム。先手後手の決定が伏せてあるカードをめくるというランダムなものであることを除くとランダム要素がない。これは運の悪い初期配置だと先手または後手の必勝になるだろうなぁ。各ターンで選択肢は3つしかない上にどんどん減って行く。

クロスチップ1枚(マーカ)、ベーシックチップ 1~7が2枚、8が1枚。4x4の正方形に並べる。マーカは先手が横、後手が縦に動くことができて、動いた位置の駒を取ることができる。

あ、これは初級編か。道理で簡単すぎると思った。上級編では1,2,3,8,9,9,10,-1,-1,-2,-2,-3,-3,-4,-5,-6,-7,-8,-9,-10が付け加えられて6x6に拡大されている。


一人用ゲームの全部を0にするのをやってみたが「じっくりやれば必ずできる」って書いてあるけどじっくりやるまでもなく12個並べて「これでは0の駒がないからダメだな」ってリバートして並べ直したらあっさり終わってしまった。駒が対象なのがよくないよ。対テョウ性を崩さないように並べたらそれだけで終わりだもの。対称性を気にしない人に比べて状態空間がとても狭い。



6x6のゲームを人間でやってみたが、毎ターンの選択肢が5個で、進むに従ってどんどん狭まって行くので読みが深くなって、心地よく読めるな。



ベーシックチップと追加チップが白と黒に色分けされているのだけど、これはデザインが悪いな。ゲーム開始時にだけ区別する必要があるチップの種別に色を使ってしまっていて、プレイ中にマイナスの5とプラスの5の区別が小さなマイナスマークなのはわかりにくい。例えば具体的な改善案を上げるとすれば追加チップは枠を二重線にして色自体はプラスとマイナスでわけるとか。