ストリームスをプレイした

すごろくやで新作のストリームスってゲームをプレイした。ルールを聞いた時はプレイヤの相互作用もないし出る数値のコントロールもできないし微妙と思ったが、実際やってみると意外と面白かった。自分の選択によって成果の変わるビンゴだと思えば納得。ビンゴとしてつかえばウケるんじゃないかなー?

と昨日Tweetしていたのだけども(Twitter)、本家高円寺0分すごろくや ゲーム紹介:ストリームス / STREAMSでも「ビンゴ」って表現されてた。「流れを読んで数字を埋める」と書かれているけどルールの説明を聞いたら数字はシャッフルしたデッキから1枚ずつ引いていくだけでコントロール可能性が全く無いのでなんじゃそりゃーと思っていたのだ。これは自分の選択によって結果が変えられるビンゴだととらえるとしっくり来る。ビンゴみたいに大人数でプレイして「7つつながった!」とか叫びながらやるといいんじゃないかな。ビンゴと違って先に勝った人が退屈にならないし、終わるのにかかる時間もコントロールできるし、ビンゴが最初に配られたカードの運なのに対してこっちは自分でコントロールした感があるし、でビンゴの競合商品としてとらえればビンゴより優れていると思う。プレイヤーの大半が「考えるのとかめんどくさいから穴あけるだけのほうがいい」って場合を除けば。

ユーザー間のインタラクションは全く無いのでゲームと捉えるといまいち。「不思議なことに、条件はまったく同じなのに、人によって異なるマスに記入していきます。」っていうのは単純にプレイヤーの頭が悪くて全パターンの読み切りができないことに起因していて、デッキの中身は既知なのでどういう状況下でも最後まで読みきればそれぞれの選択肢を選んだ時のスコアの期待値を計算できる。探索空間はおおざっぱに計算すると、えーと10の40〜50乗か。ちなみに将棋が10の220乗、オセロが10の60乗って言われているので、比較的簡単な部類に入るだろうな。ただ、そこに労力をかけても運の要素が強いので必勝にはならないしあんまり面白くないんじゃないかなぁ、と予想。