書籍整理作業中
結局のところ「自分をよりベターにするためにこれを読むべきだ」と思って買ったのだが読む時間ややる気を捻出できていない本がヘドロのようにこびりついているのが一番の問題だなぁ。書籍を全部棚卸ししてみてわかったんだけど、英語と数学とどうして私、片づけられないの的な本が大量にありすぎる。
こういう話をしていると得てして「とりあえず捨てて必要だと思ったらまた入手すればいいんだよ」とかいう発言をする人がいるわけなんだけども、これって持っている本が入手の容易なものばっかりであるような人にしか通用しないんだよね。過去の学会誌や、旅先で買った本はもう一度入手しろって言われても不可能な場合がある。前回の引越しの際に捨てたんだけど、例えば僕の家には10年分の情報処理学会誌と人工知能学会誌があったり、アメリカの学会に参加した帰りに飛行機が故障してアラスカに1泊するハメになったときに購入した現地原住民語の教科書とかがあったりしたわけだ。
判断の方法を少し変える必要がある。
- Q:「例えば家が火事になってこの本が燃えてなくなってしまったとする。再入手したくなることがあるか?」
- アラスカ現地語の教科書は再入手したくならないなと気づいて捨てた。
- Q:「再入手といっても、物理的に再入手するのではなく図書館で借りるとかコピーするとかでもいいのでは?」
- 学会誌は僕が個人で保管しなくても、国会図書館とか行けば入手できるよな。この240冊の学会誌を保管するのは僕がやるべきことじゃない!!と思って捨てた。
さて、この方法で質問して捨てていくと、ほとんどの本は「捨てる」になってしまう。それはそれでどうなんだ。例えば読もうと思って買ってきた直後の本は?あ、そうか、読もうと思って買ってきた直後なら燃えたらまた買ってくるか。読もうと思って積んでおいたけど結局読んでない本は、一度燃えたらどうなるか考えてもう一度買いたくならないなら買ったことが間違いだったと判断して捨てるべきなのか。むむむ。
読もうと思って読んでない本に関して、よい質問文を考えなきゃ。「これは読みたいのか?なんのために読むんだ?」とかかねぇ。