GTDマインドマップ ver3
GTDレバレッジメモasマインドマップ、GTDレバレッジメモasマインドマップ その2の続編。昨年10月に作ったver.2を描き直したくなったのでTwitterでブツブツつぶやきながら2ポモドーロほど作業をして新しいバージョンを作った話。以下Twitterからの転載。
以前GTDを読んで作ったマインドマップを、使っているうちにちょこちょこ書きたしたり別のアイデアが湧いたりしているので、いっちょ0から描き直してみるかな、と思っているナウ。前のバージョン http://pic.twitter.com/zUAPBOuu
最初はGTDの本に書いてあることを書き漏らさないようにしようとしすぎて密度が高かった、前回のバージョンでは特に右端の軸で、オリジナルのGTDでは5つに分割されていたものが3つにまとめられるなどしている。今回はもっとバッサリ行く予定。
まずは目的の明確化。目的はGTDをそのままマインドマップ化することでも、GTDを人に教えることでもない。自分が定期レビューの際に混乱しがちなので、混乱せずにやるべきことを見通せるように、今のマインドマップをもっとすっきりとしたものにすることだ。自分が毎週のレビューの際に見直すための指標を作ることだ。
このマップの中で重要なことってなんだろう、って自問したら、その重要な四つのキーワードが現在のバージョンでもマップの4隅にあることに気がついた。「収集」「行動」「目的」「定期レビュー」だ。
なぜ僕はレビューの際に混乱するのか?理由は簡単だ。今まで収集されるものはタスクや、やりたいこと(ゴール)が中心だったので、タスクの整理というワークフローで処理できていたが、執筆プロジェクトを開始して執筆に関するアイデアやコンセプトなんかが大量に出てきて整理しきれてないんだ。
GTDのフローチャート通りに判断するなら、この執筆アイデアの断片は「行動すべきか」を問われるべき。行動する必要がないなら、必要になったときに取り出せる形で資料として保存すべき。あれ、「資料として保存する」も行動だな。
GTDはINBOXの整理の過程で別のアイテムが追加されうるってことに明確に気づいていないな。INBOXにXが入っていて、それに対して「これは何?どうすべきもの?」と問うて、その答えが「Xは資料、保管しておくべき」となった時、Xの他に「Xを保管する」ってタスクが現れている。それが2分以内でできるからその場で処理しているだけ。でもいつでも2分以内でできるとは限らない。「INBOXの中のデータを資料箱に、必要な時に取り出せるようにしまう」というタスクに時間がかかる可能性が考慮されていない。現実には、僕はまだ「必要な時に取り出せるようにしまうための場所」を用意してなかったり、そのためのシステムを作っていない。だから2分で終わらない。だから着手できずにダラダラ放置して、その結果、未整理のアイデア付箋が山になってしまって困っているわけだ。
収集とは脳から出すことであり、レビューとは脳に戻すこと。
資料がどう整理させるべきかについて僕の中に答えがない。必要なときに取り出せないものには意味が無いので、取り出せることを保証する必要がある。デジタルデータにして検索することができるものならそれもひとつの手だろう。でもアイデアメモのたぐいをどうすべきかが難しい。
答えがないものをウンウン唸っていても出てくるもんでもないので、そこは「考える必要がある」とでもメモして保留にするか。
1ポモドーロ終了 http://pic.twitter.com/7hTejhUe
あと1ポモドーロで完成させて寝るつもりでやろう。あー、付箋の整理が結局済んでないなぁ。資料の整理方法について考える必要がある、それがないのが付箋が積み上がって不快感を醸し出している原因だ、ってわかっただけでも収穫か。明日歯医者の待ち時間で考えよう。
2ポモドーロ終了 http://pic.twitter.com/pRWZ43MW
ver2の際には縦軸が5つにわかれている必要ないな、と3つにまとめたんだけど、今回は横軸がもはや要らないような気がする。整理とは意味と場所を一致させることだから、意味の見極めなしに整理は無理。目的の明確化が適切な計画と行動の前に必要。それはわかるが、整理と計画、行動がこの順で並んでいることにあまり意味がないよね。(追記: これを書いたときには気づいていなかったがそもそもGTDオリジナルでは 整理→レビュー→行動 だったのでさらにめちゃくちゃだった)
次に考えるべきことは「机の上の未整理の付箋の山を適切に整理する」という事自体が、具体的な、実行可能な、時間の見積もりができるタスクではない、ってことだ。つまりこれは粒度としてはプロジェクトだから、目的が明確でなければならない。付箋を整理するのは何のためだ?
…既に原稿に書いた部分の付箋と、まだ書いてないアイデアの付箋とが混じってるんだよな。まだの付箋に関しては、該当の章を書こうと思ったときに取り出せることが重要。だからとりあえず章立てと見比べてどの章に入りそうかで分類しよう。既に書いた付箋は何のために整理するのか?
本当に「既に書いている付箋」なら捨てていいと思うんだ。それができてない最大の理由は「流れに上手く入らないので書いてない」内容を「捨てるには惜しい」と思っているせいだ。だからまずやるべきことは書いた内容か書いてない内容かを照らし合わせることだ。その上で、やはり捨てるには惜しい内容だと思ったなら、コラムの見出しだけ考えて他の「まだ書いていない付箋」と同じように分類すればいい。コラムを書くときに参照すればよい。書かないかも知れないけど。
ちなみにver3の読みづらい字になんて書いてあるかというと「収集(記憶に頼らない):人間の頭脳は有限である」「行動:人は一歩ずつしか歩けない」「目的:目的の明確化が効率化の要」「レビュー:定期的に戻す保証が安心して忘れるために必要」って感じ。
当初、解決したいと思っていた「付箋の山を何とかする」がレビューの問題だと思っていたのでレビューを改善することを目的に挙げたが、問題はそこではなかった。「付箋の山を何とかする」が実行するには粒度が大きすぎるタスクであり、それは目的を明確にしてブレイクダウンする必要があるってことだな。
レビューがうまく出来てない件に関してはまだ解決できてないけど、このマップは余白が多めだし、まあ余白で書き切れないならまた描き直せばいいし。なんとかなるでしょう。今日はもう寝るとしよう。