メールアドレスのパーセントの意味

20代後半前後のメンバーで「最近の10代後半前後のML参加者が(名乗りや署名無しで)1行メールをMLに投げてくるのは携帯文化なのかなぁ」「自分は他の人が名乗っているのを見てなんだこの文化はと思いつつ合わせた」「『なんだこれは』といえば『ほげ@ふが%ぴよです』とかなんだこれは!って感じだなぁ、@まではまだしも%って。」「%って何?」「定義は知らない」という会話をしました。%の話を持ち出したけど定義を知らなかったのが僕なので責任を取って(?)Twitterに投げてみました。

結果、かなり興味深いことがわかったのでまとめ:

A c/o BでB様方A様になるので一時的にBにいるAさんがA c/o Bになるのはとても自然ですね。様方(care of)→c/o→%→一時的な場所→状態、という流れが一番自然かなぁ。記号はググれないので調べづらい。本気でやるならMLやNetNewsアーカイブを舐めて1行目に%やc/oの使用されてる実例を収集すべきか。

Wikipediaでc/oの%みたいな書き方をした文字があることを発見

c/o or ℅
"care of", used to address a letter when the letter must pass through an intermediary


percent hackで検索して「percent hackに%が選ばれたのはc/oに形が似ていたからだ」という記述を発見 Email Addresses


意外と身近なところに%を使ったメールアドレスの実例が!

というわけで「10代後半は名乗る文化を知らないのか」と言っていた20代後半(僕)はメールアドレスに中継サーバの明記が必要だった時代を知らなかった、というオチ。



ブクマコメントより

id:hasegawayosuke foo%bar@zoo なら中継サーバっぽいけど、foo@bar%zoo だとシェルのプロンプトで今の状態書いてるのかと思ってた。

そうそう。名乗りにパーセントが使われ始めた初期のころにfoo%bar@bazとfoo@bar%bazのどちらが多かったのかに興味がありますね。パーセントで状態を書くのはメールアドレスである説とシェルのプロンプトである説の両方があるみたいなのでで、どちらが正しいのかは判断せずに「メールアドレスのパーセントの意味」ってタイトルにしました。でも、メールアドレスであるならfoo@bar%bazは誤りで、プロンプトであるならfoo%bar@bazは誤りなわけなので、初期にどちらが多かったかを調べればどちらが由来であるのかは明確にわかるんじゃないかなと。
個人的には@自体メールアドレスに使われている記号なので「foo%bar@bazでbarが一時的な居場所を指す使われ方が生まれる」「%barが一時的な居場所を指すと解釈される」「foo@baz%barという使い方がされる」「これはプロンプトだ、という誤解がされる」という流れなんじゃないかなぁと予想しています。