レバレッジメモ: 日経エレクトロニクス2010-5-3
(サムソンは)事業戦略面では日本追従をやめた。先進国市場で日本メーカーと競合する戦略を捨てた。新興国市場に打って出た。
日本メーカーは製品が売れた瞬間を消費とみている。実際には製品が操作されて初めて消費となる。ユーザの満足感は実装された機能を使ってみる操作という消費によって得られる。日本メーカーは韓国メーカーの製品を過少品質と呼ぶが、新興国のユーザにとって消費しない機能を多く持つ日本製品は過剰品質。
「静かさ」や「耐久性」といった定性的な品質は追い求めればキリがない上、開発コストの増加につながる。
なんというかドラッカーで、アメリカが真空管ラジオばっか見ていたときにソニーがトランジスタラジオを作った時の話を読んだのを思い出したよ。