他人にとって価値のある物を作るための3つの方法

1: 予期せぬ成功に投資する

「作ってみたら意外と受けた」など。価値を見出す人が、自分の予想以上にいることが観測されたわけなので、成功率は高い。

ただし「作ってみたら」がそもそも行われていないと「意外と受けた」も発生し得ない。「成功しそうなこと」ばかりではなく、それ以外にもチャレンジしてみることが必要。

また、このチャレンジにかかるコストを圧縮して、チャレンジの回数を増やそう、というのが「リーン・スタートアップ」のメインアイデアの一つである。

2: 予期せぬ失敗の理由を究明する

「成功しそうなこと」を追いかけている場合には「予期せぬ成功」よりも「予期せぬ失敗」を経験することの方が多かろう。

「このチャレンジは失敗だから別のチャレンジをやろう」では学びが深まらない。成功すると思ったものが失敗したということは、とりもなおさず自分の世界に対する認識と実際の世界の振る舞いに何か違いがあるということ。違いは何か?

認識の違いを見つけることができれば、それは次のチャレンジの助けになる。

3: プロセスのギャップを見つける

他人が繰り返し行っている一連の作業の中で、一番手間取っているところはどこか?一番失敗の可能性が高いところはなにか?一番不安に思っているところはなにか?

それを特定し、解決することが助けになる。


あとがき

以前にも似たようなことを書いたのだけども、最近やはりこれは重要な概念だなーと思うことがあったので以前の記事を見ないでもう一度書いてみた。