やる気エンジニアリング

やる気を出すための未整理リスト

  • その「やる気のなさ」は急性か慢性か?急性なら体のコンディション不良を疑うとよい(2011-09-09追記)
  • 糖分を取らずに12時間くらい経つと体調が悪くなってやる気が出なくなる。空腹感を感じたときに食事をとらないと空腹を感じなくなって「なんかやる気が出ない」「なんとなくだるい」とか感じる。
  • 気密性の高い部屋で長時間換気をせずにいると酸素濃度が下がるのかだるくなってやる気がなくなる気がする。換気をするとよい。換気と無関係にじっと座っていることによっても似たような症状が出る。これは散歩などの有酸素運動をすればよい。(2011-10-20追記)
  • 冷房をつけるべき気温なのに気付いていなくて体温が異常に上がっている。軽い脱水症状を起こしている。
  • 体温が下がり過ぎて眠い。温めると直ることがある。(2010-12-30追記) 体温が下がりすぎて肩こりが起き、それが原因で頭痛がすることがある。(2011-10-20追記)
  • 寝ていない。脳が疲労しすぎて疲労に気付けない。疲労→脳内麻薬分泌→徹夜でハイテンションで作業→麻薬切れ、の後あたり。生産的な行動ができないかとても生産性が落ちているが、眠るという気が起きない。眠るという選択肢に気付けなかったり、眠くなかったりする。脳内麻薬で麻痺して疲れに気付けていないだけなので布団に入って目をつぶると結構あっさり眠れたりする。
  • 起きていない。長時間寝すぎて「浅い眠り」の状態から覚醒していない。シャワー、水浴び、水洗顔、コーヒー、あごを動かして脳に血流を送るようなタイプの食事、運動する、服を着替えて駅まで歩く、毎朝の定型的パターンをなぞる、目の覚めるような音楽を聴く、など。休日でも平日と同じ時間に起きることは有効。(2011-09-09追記)
  • 雑音、目からの刺激などで極端に気が散りやすい状況になっている。その場所から逃げるなり、サンバイザー、ついたて、サングラス、耳栓、消音ヘッドホンなどを使って防御する
  • 目がチカチカする、なんとなく頭の中がチリチリ・ワサワサ落ち着かない、という感覚が実は軽い頭痛であるケース。頭痛薬を飲むだけであっさり解決することがある。(2011-09-09)
  • タスクの個数がハンドリングできる量より多すぎて脳が何をすればいいかを決定できない混乱状態に陥っている。やらなきゃ行けないことがたくさんあるのにやらなくていいことをしてしまう。コンピュータで言えばアプリを開きすぎてメモリが足りなくなってハードディスクがガリガリ言っているような状態。
    • 解決方法はメモリを追加する(自分の脳以外の手帳などの記憶媒体にタスクの内容を書き込む)
    • アプリを終了する(タスクをいくつかあきらめる。人に頼む。お金で人を雇って解決する。気にしないことにする。そもそもそれはタスクではないと定義する。)
    • 外部からの刺激の少ない場所に行ってしばらく落ち着く。
    • 「一度には一つしかできない!」と唱えて、一番上のタスクだけをフセンに書き写し、他のタスクを見えないところに移動する。このフセンのタスクが終わるまで残りのタスクのことは考えない。(2011-09-09追記)
  • 紙などに書かれたタスクで、それをやらないと行けないことが明確であるにもかかわらず、着手するやる気が出ないケース:
    • タスクのゴール(達成目標)があいまい。定量的に測ることのできるゴールや進捗があるとやりやすい。「このタスクはどうなったら完了なのか?」
    • ゴール設定が間違っている。努力によって達成できないもの、運の絡むものをゴールに設定すると達成感が得られないので途中で心が折れる。「〜を理解する」はゴールではない。1時間努力してどれくらい進んだか計測できない。「〜を読む」なり「サンプルコードを書き写す」なり、努力で達成できるゴールを設定しなければいけない。(2011-09-09)
    • タスクのゴールへのパスが見えない。タスクに着手して一歩目を踏み出すために必要な情報が欠けていて一歩目をどちらの方向に踏み出したらいいかがわからない。「このタスクを5分間だけ進めるとしたら何をする?」に答えられないならやるべきことはそれを明確化することだ。
    • そのタスクを達成することに意義を見いだせていない。実は気付いていないだけで達成されてほしくないと思っている。達成されないことによってメリットがある。達成することによって得られるメリットがその作業の苦痛に比べて小さい。ように感じる。そのタスクをやることによるメリットとデメリットを紙に書き出してみる。(ダーウィンは結婚するメリットとデメリットを紙に書き出した) 理性的に考えた結果、やっぱりデメリットが大きいならやめてしまえばいい。タスクも「捨てる技術」
      • やることのデメリットよりもメリットを先に。やることのデメリットを明確化した結果、やる気が更になくなることも。特に不確実なマイナスは期待値よりも大きなデメリットに感じがち。デメリットを考えた結果何も行動しないと、何も新しい判断材料が得られない。(2011-09-09)
  • 見方が固定化してしまっている。壁の前に立って「壁を越える方法は思いつかない。でも越えないといけない」と立ち尽くしている。とりあえず立ち止まっていないで壁にそって歩いてみると扉があるかもしれない。視点を変える。文章で書かれているなら図に変えてみる。箇条書きにしてみる。マインドマップにしてみる。脳内の情報をとりあえず書き出してみる。言語化して他人に話してみる。自分の居場所を変えてみる。英語にしてみる。あえて文字を使わずに表現してみる。粘土をこねる。脳の状態に干渉するような薬物を使う(まあ合法的にアルコールとかで)
  • 逆締め切り効果(造語)が発生している。60分後に出ないと次の予定に間に合わない、という状態で、50分作業ができるはずなのに時計が気になって作業ができない心理状態。出かける準備に何分必要かをあらかじめ計測して理解しておき、その時間だけ遡ってタイマーをセットする。作業中の内容を保存してどこまでやったか記録する時間をちゃんとその「出かける準備」に含めること。
    • 常日頃から自分の作業を計測しておくことが重要。そうすれば「このタスクは15分で終わるはずだから今着手しても大丈夫」と判断できる。
  • 締め切り効果を使う。「今から20分で何々をする」と友達に言う。2時間を15分ずつに刻む、とよく物の本で書かれているけど「このタスクのこの部分には15分かかる。それを8回繰り返したらこのタスクが終わる」なんて見積もりが正確にできるなら苦労しないっての。やる気起きない、2時間だらだらしそう、という時に、2時間だらだらする前にとりあえず15分以内で確実にできることを一つだけやろう、という考え方の方がいいかもしれない。未経験の作業は見積もりの倍の時間がかかる。30分で出ないといけないときに30分でできると思った作業をやるから半分だけできた未完成タスクが残る。そして予定に追われて「どこまでやったか」をきちんと記録しなかったりして次回再開時に時間を無駄にする。タスクとタスクの間には5分くらいマージンが必要。
  • タスクリストが膨大になりすぎていて、見るたびに鬱になる。とても大事で今日中にやらないと行けないこと以外は「いつかやるリスト」と名前を変える。とても大事で今日中じゃないけど締め切りがあるものはスケジュール帳などに着手しないといけない日を書く。そうじゃないものは結局のところ全部はできないし塩漬けにしておけばいい。
  • やるべきことをせずにパズルを探して解いたりしている→問題解決能力が使って欲しがっているが、「やるべきこと」が解決できるサイズに砕かれていない
  • その作業をすることが過去に何か苦痛とカップリングされていて、無意識に嫌ってしまっている。着手ができない。ちょっとだけ着手して、着手した自分をほめる。
  • 最初から完璧に仕上げようと思って考えあぐねている。もしくは完璧に仕上げるためのスキルを磨くことに時間を割きすぎていつまでたってもタスクに着手していない。
  • やるべきことは捨てて、やれるとうれしいことをやる
  • その「やらなきゃいけないこと」は本当にやらなきゃいけないことか?自分の中で勝手に作り上げた「完璧な自分」を演じてないか?(2012-09-09)
  • 「やらなきゃいけないこと」をやらずに「やりたいこと」をやってしまって、自制の無さにあとで悩む症状。その「やらなきゃいけないこと」を避けている心の動きは何が原因なのか考える
  • 悩みは人に話すことで解決することがよくある

思いついたことを書き出してみた