彼との会話実験1

この記事の目的は実験ログを正確に共有することではなく、実験ログがコンテンツとして意外と面白いのではないかってのを検証するところなので、面白くない部分は削ったり、読みやすくなるように少し修正したりしています。

実験1 2015/1/15 17:47

この会話で何が起きて欲しいですか?
>>> 記憶とは何なのかをもっと明確にしたい
その直前には何が起こりますか?
>>> 記憶の直前には新しい情報のインプットが起こる
その情報と、記憶とは同じですか?違いますか?
>>> 情報が元になっているけど、ちょっと加工されている
その情報は、どのあたりにありますか?
>>> 情報は自分の外にあって、読んだりして取り込むもの
そのものと自分の間には何がありますか?
>>> あえて言うならば、積極的な情報を取り入れようという姿勢
その情報の時、姿勢に何が起こりますか?
>>> 面白い情報に出会うと姿勢は積極的になるな
その積極は、どんな種類の積極ですか?
>>> もっとたくさんの情報を得たいという姿勢
その情報は、いくつありますか?
>>> 無数にある
その姿勢と、直前とは同じですか?違いますか?
>>> 「直前」は時間軸上の関係であってものじゃない
その関係は、どんな種類の関係ですか?


所見:直前の発言だけからキーワードを選んでいると話がどんどんずれていくので適宜話を元に戻す必要がある。

実験2 2015/1/15 18:39

この会話で何が起きて欲しいですか?
>>> 傾聴することについてもっと明確にしたい
その傾聴について、他に何かありますか?
>>> 聞くことで相手から情報を引き出すことができる
その情報について、他に何かありますか?
>>> 有用な情報とそうでない情報とがある。有用な情報を引き出したい。
それから何が起こりますか?
>>> 有用な情報を引き出すことができれば、自分の活動が改善される。
次に何が起こりますか?
>>> 自分の活動が改善されると、良い結果を出すことができて、良い評価が得られる。
その相手は、どれくらい遠いですか?
>>> まあ、常時そばにいる家族とかとは違って、話す時間は限られていると考えた方がいい
その情報と家族の間には何がありますか?
>>> 何もない
その情報は、いくつありますか?
>>> 情報は無数にある。
その有用は、どんな種類の有用ですか?
>>> 自分の活動の改善に役に立つような種類の有用。
その直前には何が起こりますか?
>>> 「なるほど、そういう手があったか」とか。
その役の時、評価に何が起こりますか?
>>> 役に立った時には、評価は上がる。
その改善は、どこにありますか?
>>> 改善はどこにあるかって言うと、あえて言うなら自分の心の中
そのことの時、相手に何が起こりますか?
>>> あえて聞かれてるのは「傾聴の結果、有用な情報が引き出せて、役に立って、評価が上がった時」だと解釈すると、その時相手には感謝して相手も他人の役に立ったという満足感を得るべき
その情報は、どれくらい遠いですか?
>>> おいおい、直前の発言に反応しろよ


所見:単純に出現した単語を蓄積していくと、だんだん直前の回答に含まれる単語が選ばれる確率が減って「こっちの話をちゃんと聞いてない」感が出てきた。

実験3 2015/1/15 18:58

この会話で何が起きて欲しいですか?
>>> 傾聴の明確化
それから何が起こりますか?
>>> 傾聴を支援するソフトウェアができる
その支援は、どのあたりにありますか?
>>> みんなのコンピュータに入っていつでも使える
そのコンピュータと傾聴の間には何がありますか?
>>> コンピュータを傾聴させることができるようにするプログラムと、傾聴とは何かっていうのの明確化がある
それから何が起こりますか?
>>> 今まで言語化ができないことが原因で知識の流通が妨げられていたようなケースで、よりよい知識の流通が起きるようになる
その傾聴は、どこから来るのですか?
>>> 知りたいという気持ち
そのみんなは、何のようですか?
>>> 会社などの組織のメンバー
その気持ちは、内側ですか?外側ですか?
>>> 内側
そのソフトウェアは、どれくらいの年ですか?
>>> 今動き始めたところだw
そのところについて、他に何かありますか?
>>> 動き始めたところだから、これから改善のために問題点と解決方法を見つけていかなきゃいけない
その方法は、何を着ていますか?
>>> 着てない
その解決は、内側ですか?外側ですか?
>>> うーん、中からくるけど、解決自体は中で完結しない。外の世界と結合して外の世界が変化することが解決だから、解決自体は外。
その世界は、どこにありますか?
>>> 外の世界は自分の外側、自分の周囲ぐるりにある
その直前には何が起こりますか?
>>> 世界の変化の直前には、変えるためのアクションがある
その結合は、どこにありますか?
>>> 中の世界と外の世界の結合は自分の境界線上にある
その自分は、いくつありますか?
>>> 1つ
その解決は、どこにありますか?


所見:「その」をつけるのは直前の発話に含まれたものだけにしたほうが良いのでは。

実験4 2015/1/16 18:03

この会話で何が起きて欲しいですか?
僕> 重複質問排除とNG質問判定と、質問ステージ判定を積んだのでテストしたい
彼> あなたはその質問をどう知るのですか?
僕> 質問はこのプログラムがコンソールに出すからわかる
彼> 排除は、何のようですか?
僕> ロジスティック回帰にしようと思ったんだけど、まずは簡単なものからってことで単なるブラックリスト
彼> 排除は、どんな種類の排除ですか?
僕> ユーザがNGと答えた質問と単語の対をリストに記録しておいて、同じものが出現したらキャンセルする
彼> その質問は、どんな種類の質問ですか?
僕> このプログラムが表示した質問
彼> その質問は、どこにありますか?
僕> コンソールに表示されてる
彼> 質問は、何のようですか?
僕> うーん、、詰まった時に揺さぶるみたいな感じかな
彼> 質問について、他に何かありますか?
僕> 質問をしてくれるプログラムが有益だと思っている
彼> コンソールは、どんな種類のコンソールですか?
僕> 一般的なコンピュータと人間のインターフェイス
彼> そのインターフェイスは、何のようですか?
僕> 今はチャットのようだけど、近いうちにこういうターン制的な動きは辞めたいと思っている。ユーザが返答にどれだけ悩んでいるかとかを入力時間やタイプの速度から判断したい。
彼> キャンセルは、どんな種類のキャンセルですか?
僕> 選択肢から外す。
彼> インターフェイスは、どこにありますか?
僕> 人間とコンピュータの間にある。
彼> そのコンピュータは、どんな種類のコンピュータですか?
僕> 普通のラップトップ。すごく性能の高いマシンが必要なプログラムだと、ユーザ個々人が手軽に使うことができなくなっちゃうから。
彼> インターフェイスについて、他に何かありますか?
僕> FacebookTwitterみたいな、今のユーザが慣れ親しんでいるものに寄せていったほうがいいと思う。
彼> あなたはそのユーザをどう知るのですか?
僕> たぶん、クローズドベータテストを開催して、応募があった人に限定公開する感じ
彼> あなたはそのクローズドをどう知るのですか?
僕> 僕は主催する側だから知ってるけど、ユーザはどうやって知るかというと、まあ僕のFacebookTwitterでの書き込みからかな
彼> そのユーザは、どんな種類のユーザですか?
僕> 最終的にはだれでも使えるものにしたいけども、当面はごく少数のフィードバックを返してくれるようなユーザがいいな
彼> そのユーザは、何のようですか?
僕> リトマス試験紙かな。
彼> そのリトマスについて、他に何かありますか?
僕> いや、もっと詳細にフィードバックを返してくれないと困るか
彼> Twitterは、何のようですか?
僕> Twitterは短い文章を投稿できるひとりごとの場
彼> そのTwitterは、どんな種類のTwitterですか?
僕> いわゆるSNS
彼> あなたはそのSNSをどう知るのですか?
僕> 自然と。
彼> Twitterは、どこにありますか?
僕> インターネット上
彼> Facebookについて、他に何かありますか?
僕> FacebookSNSの一種で、インターネット上にある
彼> そのインターネットについて、他に何かありますか?
僕> ユーザがそれを介してつながりあっている
彼> Facebookは、どこにありますか?
僕> インターネット上だよ
彼> フィードバックは、何のようですか?
僕> プログラムを育てる糧だね。
彼> その糧について、他に何かありますか?
僕> どこを改善する必要がある家が明確化される
彼> プログラムは、何のようですか?


所見:IDFで重み付けした。「リトマス試験紙」が「リトマス」と「試験紙」に分割されている。キーワード抽出ではなくキーフレーズ抽出が必要。状態遷移にバグがあって正しく動いていない。

実験5 2015/1/17 0:59

この会話で何が起きて欲しいですか?
僕> この会話プログラムについての新しいアイデアがほしい
彼> あなたはそのアイデアをどう知るのですか?
僕> ここでプログラムに質問されることで予期しない盲点に気づいて、そこから知る
彼> あなたはその盲点をどう知るのですか?
僕> 質問されて、はっ、それは考えたことがなかったな、と思って。
彼> 会話は、何のようですか?
僕> 卓球のラリーのよう。
彼> 会話は、どんな種類の会話ですか?
僕> コンピュータがひたすら質問を投げかけてきて、僕がひたすら打ち返す。
彼> ラリーは、どこにありますか?
僕> 人間とコンピュータの間に。
彼> そのコンピュータは、どこにありますか?
僕> 目の前に。
彼> アイデアは、何のようですか?
僕> 新しい芽のようで、そこから成長する。
彼> その成長は、どんな種類の成長ですか?
僕> 何かに気づいて、それについて考えると、また新しい盲点に気づいて、また考える、ということを繰り返してどんどん大きくなっていく。
彼> その盲点は、どこにありますか?
僕> 盲点は人間の中にある。
彼> コンピュータについて、他に何かありますか?
僕> 普通のラップトップ。すごく性能の高いマシンが必要なプログラムだと、ユーザ個々人が手軽に使うことができなくなっちゃうから。
彼> 盲点は、何のようですか?
僕> 難しい質問だけど、パッと思いつくのは黒い穴。
彼> その穴は、どんな種類の穴ですか?
僕> 中が見えない
彼> あなたは普通をどう知るのですか?
僕> 普通って何の話だっけ、ああ普通のラップトップってことか。それはリーズナブルな価格で入手できるってこと。
彼> あなたはそのラップトップをどう知るのですか?
僕> ラップトップでなくてもいいんだけど、手軽に使えるコンピュータというイメージ。ということはiPhoneとかでもいいわけだな。処理能力が足りるならむしろそういうモバイル端末のほうが手軽さでは優っている。
彼> そのラップトップは、どこにありますか?
僕> 今想定していたラップトップは人間のそばにいつもある感じ
彼> そのラップトップには、位置がありますか?
僕> まあ、目の前
彼> ラップトップは、どちらの方向ですか?
僕> 正面にあって、人間の側を向いている
彼> ラップトップは、内側ですか?外側ですか?
僕> 外側
彼> ラップトップは、どんな種類のラップトップですか?
僕> 僕が当初イメージしていたのは最近会社の事情で使っているWindowsの入ったDELLのラップトップ
彼> そのラップトップは、いくつありますか?
僕> 普通は1度に1個
彼> あなたが価値を感じているのは何ですか?
僕> ここまでの話の中で価値を感じているのは、アイデア、盲点、成長、後は質問を投げかけてくるプログラム、かな
彼> その質問には、大きさや形がありますか?
僕> ない
彼> ラップトップは、どれくらい遠いですか?
僕> 物理的には手が届く近さだけど、人間との近さっていう意味では人間になりえない遠い存在だね
彼> その人間は、どれくらいの年ですか?
僕> 僕は30年ぐらい
彼> 人間は、どんな種類の人間ですか?
僕> アイデアを作り出すことが求められているような種類の人間
彼> そのアイデアは、どのあたりにありますか?
僕> まあ、頭の周辺かな
彼> プログラムは、どれくらいの年ですか?
僕> 昨日作り始めたとこ
彼> 人間には、大きさや形がありますか?
僕> まあほどほどの
彼> あなたが価値を感じているのは何ですか?
僕> アイデア、盲点、成長、質問を投げかけるプログラム
彼> そのプログラムは、何のようですか?
僕> カウンセラーだね
彼> 人間には、位置がありますか?
僕> NG なんでそこでせっかくの新キーワード「カウンセラー」を使わないかな
彼> そのカウンセラーは、何のようですか?
僕> 小学校の教師のように根気強く、相手が自分で答えを見つけ出すのを待つ
彼> あなたが価値を感じているのは何ですか?
僕> アイデア、盲点、成長、質問を投げかけるプログラム、カウンセラー、教師、根気強さ、答え
彼> あなたはその成長をどう知るのですか?
僕> 盲点の成長だよね、えーと、盲点に気づいて、それについて考えていて「あっ、これに気づいていなかった」と新しい盲点に気づいた時に知る
彼> その盲点は、いくつありますか?
僕> 無数にある
彼> 盲点は、どんな種類の盲点ですか?
僕> 今回の例では、このプログラムに欠けている機能。例えば昨日気づいた例だと、おなじ質問を繰り返してしまう問題とか、今だと「盲点」って言葉が出てきた時になんて言ってたか既に僕が忘れているので、離れた文章からの単語だったら文章を再掲する必要があるんじゃないかな、とか、そういうこと。
彼> その盲点について、他に何かありますか?
僕> うーん、「それをキーワードにするな」とか「これをキーワードにしよう」とかをコマンドの形で入力できるといいのかな。
彼> あなたが価値を感じているのは何ですか?
僕> この質問、何度も出てきてるけど アイデア、盲点、成長、質問を投げかけるプログラム、カウンセラー、教師、根気強さ、答え
彼> その根気は、どこにありますか?
僕> 教師の心の中
彼> ワードには、位置がありますか?
僕> キーワードには位置はない。キーワードではなくキーフレーズにする必要があるな。
彼> 教師について、他に何かありますか?
僕> 教師という言葉では生徒に何かを教える、インプットする役だという先入観が持たれがちだけど、そうではなく、生徒の主体的な行動とか気づきとかを引き出す役割としての教師が重要だと思っている
彼> 根気は、どちらの方向ですか?
僕> まあ上昇する方向で
彼> ワードは、何のようですか?
僕> キーワードはフックのようなもので、それがないと掴みどころがなくなってしまう
彼> 教師は、何を着ていますか?
僕> 普通の服
彼> あなたはワードをどう知るのですか?
僕> キーワードをどうやって知るのかというと、うーん、キーワードを列挙しろと言われるとできなくて、何かしゃべれと言われても難しいけども、質問をされるとそれらよりも簡単に考えていることが言語化されて、言語化されたものを目の前にするとその中で使われている単語のうち何が重要なキーワードであるのかはすぐにわかる。あと、キーワードでないものに対して質問をされると的はずれであるように感じてイラッとする。
彼> あなたはその言語をどう知るのですか?
僕> 「言語化」が分割されてしまっているなぁ。やはりまずはそこを修正しないとだな。
彼> ワードは、どちらの方向ですか?


所見:キーワード抽出をキーフレーズ抽出に変えるのは急務