リーンスタートアップのための仮説の作り方
「リーン・スタートアップ」を読んでない人のために一言で言うと「リーン・スタートアップ」は「仮説を検証するサイクルを短くすることで製品を素早く改善しよう」という話です。
仮説を検証する方法については色々説明されています。しかしその「仮説」はどうやって作るのでしょう?というわけで作り方を整理してみました。
Q1: 予想と違うことが起きた経験はありませんか?
→それは失敗ですか?成功ですか?
→(失敗なら)それが失敗した原因は?
(注意: 自分がコントロール出来ない他人や景気などのせいにするとそこで思考が止まってしまう。なるべく自分がコントロールできるものに帰着することが大事)
→(成功なら)それをどう生かしましたか?
→(生かしていないなら)なぜ生かしていないのですか?
Q2: 理想と現実の食い違いを感じたことはありませんか?
(こうあるべきなのに、実際はそうなっていない!という気持ち)
→理想Aと現実Bを比べた時に、現実Bのほうが優れている点は何ですか?
(誰の目から見てもAが優れているならAに変わるはずで、実際には現実Bの方にも優れている点があるはず。それは何か?いいとこどりはできないか?)
→(よいものを作っているのに顧客が評価してくれない) 顧客の求める価値とあなたの考える価値にずれがあるのでは?顧客は何を求めているのか観察しましたか?
Q3: 何かが足りないと感じたことはありませんか?
→足りないものは何ですか?
→わからないことは何ですか?
→一番不安な作業は何ですか?
最後に
この「まとめ」はリーンスタートアップでいうところの「実用最小限の製品」として、1ポモドーロ(25分)の時間を投下して開発し、リリースしています。需要があるようであれば改善していきたいと思います。
参考文献
リーンスタートアップ、ポモドーロテクニック、そしてこのリストのベースになった本